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壷阪寺境内の紅葉

壺阪寺(つぼさかでら)
[ 日本大百科全書(小学館) ]
奈良県高市(たかいち)郡高取(たかとり)町壺坂にある寺。正しくは壺阪山南法華寺(みなみほっけじ)といい、真言(しんごん)宗豊山(ぶざん)派に属する。本尊は十一面千手観音(せんじゅかんのん)。西国(さいごく)三十三所第六番札所で、俗に壺阪観音ともいう。創建については諸説あり、養老(ようろう)年間(717〜724)に元興(がんごう)寺の僧弁基を開基とする説のほか、道基、尼善心の開創説もある。もとは法相(ほっそう)宗であったが、10世紀ころ興福寺より真興(しんこう)がきて壺坂流の事相(じそう)を教導してから真言宗になった。江戸時代の寺領は四十五石。本尊は古くから眼病に霊験(れいげん)あらたかなことで知られ、『壺坂霊験記』のお里・沢市(さわいち)の話によって広く伝えられた。室町時代建立の三重塔、礼堂(らいどう)は国の重要文化財。ほかに阿弥陀(あみだ)堂、因幡(いなば)堂(観音堂)などがあり、裏の山中には五百羅漢(らかん)の石仏群がある。寺宝の絹本着色一字金輪曼荼羅(こんりんまんだら)、鳳凰文甎(ほうおうもんせん)は国の重要文化財。なお、境内には盲人養老施設、点字図書館など目の不自由な人のための諸施設がある。
[ 執筆者:祖父江章子 ]
 
 
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Update: 2013/11/28