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飛鳥路の紅葉

飛鳥(あすか)
[ 日本大百科全書(小学館) ]
明日香、安須加、安宿などとも書かれた。もっともよく知られるのは、奈良盆地の南東部、現在の奈良県高市(たかいち)郡明日香村。「あすか」の地は、ほかに奈良県で10か所、大阪府、京都府で各3か所、岐阜県で2か所、長崎県、広島県、和歌山県、三重県、静岡県、東京都、山形県、青森県などにもある。「あすか」の音のおこりは、安宿の朝鮮音アンスクから転訛(てんか)したとの説もあるが、スカ(スガ)=浄地にアの接頭語がついたものとみられる。
大和(やまと)の飛鳥は、古代には飛鳥川の東岸をいい、すでに弥生(やよい)文化の遺物も認められるが、灰褐色、黄褐色土壌群に開発が進んだのは5世紀後半以来であった。これには北方系の乾田農法の技術が用いられたとみられ、この開発をさらに推し進めたのは蘇我(そが)氏を中心とする人々であった。以後、飛鳥川の流域一帯が、古代統一国家形成の主舞台となった。飛鳥に大和国家の王宮が置かれたのは、伝承的な遠飛鳥宮(とおつあすかのみや)(允恭(いんぎょう)天皇)を最初とし、近飛鳥八釣(ちかつあすかのやつり)宮(顕宗(けんそう)天皇)、飛鳥岡本宮(舒明(じょめい)天皇)、飛鳥板蓋(いたぶき)宮(皇極(こうぎょく)天皇)、後飛鳥岡本宮(斉明(さいめい)天皇)、飛鳥川原宮(同)、飛鳥浄御原(きよみはら)宮(天武(てんむ)天皇)である。これに飛鳥川西岸の豊浦(とゆら)宮(推古(すいこ)天皇)、小墾田(おはりだ)宮(同)、田中宮(舒明天皇)などを加えていう場合もある。周辺には渡来人も多く住み、この地で創出された6世紀末から7世紀中葉過ぎまでの文化を飛鳥文化という。
 
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Update: 2013/11/19